前回の記事で、ちゃんとしたカメラで撮ろうと書いたけれど、
日常で目にするものは今まで通りiPhoneで撮っていこうと思っていて、
この冬から春に向かう道行で出会ったものを並べてみる。
下りの対岸は上り。
柴だんご。
もう終電は諦めよう、と言った時の。
夜は特に距離感覚が繊細になる。(これ以上近づけなかった)
あるほどの花投げ入れよ春の壺。
大好き国鉄フォント。
冬の出口を彷徨う。
枝垂れ桜は散っても色褪せない。
庭に茶を喫しに。
死に向かう生化学反応。
すでに風薫る。
日々の機微の一番近くに寄り添ってくれる機材だと思う。