2017年マイ手帳
新年あけましておめでとうございます。
旧年はこんな辺境ブログにお運びくださり、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
母の家から父の家に移動した元旦ですが、周辺環境はほとんど変わっていないので相変わらず姪っ子の遊び相手をする以外には、飲むしかすることがありません。
早くも関西に帰りたすぎて、ニュースで京都などでの初詣の中継を見るたびに羨ましさに震えています。
(年明けの初出勤から都内で研修を受けねばならず、しばらく帰れない日々が続きます)
さて元旦とは言ってもまだ今年の目標も決めていない上、特筆するようなこともないので、 私の好きな文具ネタでも書いてみます。
小学生の頃からの筋金入りの文具好きゆえに、過去ありとあらゆるタイプの手帳を試してきた私ですが、今年はわりと安定感のある選択に落ち着きました。
4冊の手帳を使います。
「情報は一冊にまとめなさい」の真逆を驀進するスタイル。
右から、VISUALIFE(ART PRINT JAPAN)、測量野帳 (KOKUYO)、星ダイアリー(幻冬舎)、こと録手帳(ラ・アプス)。
私的なスケジュール管理やライフログに使うVISUALIFEは、昨年使ってすっかり気に入ってしまい、今年も続投することにした、今一番気に入っている手帳。
この大胆に余白をとったフォーマットがとても使いやすい。
私はおおまかにブロックを分けて、
日付の上…重要な予定や約束
日付の下…個人的な予定
左上…TO DOリスト
左下…読んだ本や観た映画のリスト
右上…おおまかな出資リスト
右下…月の最後に行う簡単な総括
を書き込むようにしています。
こうすると、その月の主要な記録がひと見開きで把握できるので、管理するのにも後から見返すのにもちょうど良い。
これを見つけたのは銀座の伊東屋だったのだけど、去年はもう扱っていなく、さらにどの文具屋を回っても見つからなかったので、公式オンラインショップで買いました。
まだマイナーっぽいのですが、廃版にならないことを切に願っています。
日記帳として使う「星ダイアリー」は、大好きな石井ゆかりさんの年間星占いで監修されたスケジュール帳。
そもそも占いそのものにはあまり興味がないのだけれど、石井ゆかりさんだけは特別な存在で、よくある占いのような事象を単純な吉凶で切り分けない知性溢れる視点、太古の昔から占星術として行われてきた「星の流れを読む」とはどういうシステムによって確立されてきたのかを理知的に説明してくださるアプローチ、そして何よりも文章の美しさがとても素敵で、読んでいるだけで勇気づけられるような内容です。
月ごとに丁寧に、星の動きの変化によってどのように運気が動くのかを解説してくださっている。
私はあまりこのへんはじっくり読まないのだけれど、こういうものによって示される風向きの良さとか多元的な解釈は、うまくプラス材料として取り入れていきたいなと思っています。
2017年版は占いの構成だけでなく紙質も改善され、万年筆のインクも裏抜けしにくくなったのがうれしい。
今年の水瓶座のテーマは「どこまでも遠くに行ける」らしいので、そのつもりで大志を抱こうかなと。
星ダイアリーの詳しい説明はこちらに。
Twitterもあります。
星ダイアリー公式 (@stellar_diary) | Twitter
文具好きの間では超メジャー製品、測量野帳は、アイデアノートに使っています。
仕事でも趣味でも、アイデアをいつでもどこでもメモできるツールは最重要で、色々なタイプのノートを使って来たけれど、やっぱり最後はこれに戻ってきてしまう。
ということで、昨年からまたこれに戻して、ずっとこれ一本です。
新旧比較。
この手帳の良いところはやはり仕様の絶妙さと、圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。
いつでもどこでも場所や条件を選ばずにすぐ書けるコンパクトさや頑健さ、ポケットや掌に収まる判型と束、見やすく書きやすく美しい方眼罫の用紙など、機能美の塊のような製品。
カメラも手帳もやはり最後はコンパクトが最強だなと思うのであります。
ウェブサイトに載っている、ユーザーの方々の声や製造工程などの記事はどれもすごく愛を感じます。
ますます用途が広がる測量野帳|商品情報|コクヨ ステーショナリー
よい手帳からはよい人生が垣間見えますね。
こと録手帳は仕事用。
予定管理とプロジェクト管理を並行で書き込めるフォーマットを探して手帳ジプシーを長年続けてきたのですが、ようやく「探していたのはこれだ…!」と感動した一品。
上の段はコンパクトな予定管理、下の広い余白はプロジェクト管理に使います。
これもフリーフォーマット部分が広いのが良い。
製品の解説はこちらに。
(メーカーさんのサイトには情報がほとんど載ってないので、楽天の公式オンラインショップにリンクを貼っています)
ちょっとした記録から、留めておきたい記憶まで、たくさんの手書きを残していきたい。