私の好きなあなたの好きなところ
昨日の記事で疲れがなかなか抜けないことについて書いたがその後、
仕事の終わりと同時にいよいよ充電がゼロになったことを自覚した。
東京出張帰りの大荷物を抱え、もはやスーパーで買い出しする元気もなく帰宅し、
冷凍ストックしておいた食材であり合わせの献立を作って食べ、少しほっとする。
一週間ホテル暮らしで自炊できなかったことも結構なストレスであったことにそこで気づく。
あたたかいお茶を淹れて飲み、落ち着いたところで、近所の神社がえべっさんの最終日だったので食後の散歩がてらに参詣。
関西に引っ越してからは年末の酉の市がなくなったのが寂しいけれど、えべっさんはいかにも商人の町の文化らしい賑々しさで、毎年この時期は心に灯明が差したようになる。
帰宅して10時間近く泥のように眠り、ようやく完全回復したのであった。
たいていのことは寝ればどうにかできる人間であることを再確認。
回復してみたところで、昨日の記事のネガティブ具合を猛省するに至りました。
あれは完全に自戒のつもりで書いたのですが、あの書きぶりでは、誰かへの当てつけと解釈されても仕方がないのではと。
(気づくのが遅い)
「これはもしかして自分のことを言ってるのかしら?」というふうに思ってしまう方におかれましては、「貴殿はそのように思えるだけの想像力と謙虚さを備えた優しい方なので、まずどの項目にも当てはまらないと思われます」というアラートがポップアップ画面で出てもいいと思います。
ネガティブなことだけ書くのはなんだか性に合わないので、私の好きな人たちのそれぞれの良いところについて思いつくまま具体的に書き出してみた。
これを読んでくださる皆さんのことです。(ポップアップ)
【私が敬愛する人の特徴】
・言葉の選び方や文章運びが丁寧な人、美しい人(文は人なり、は真だと思う)
・ユーモアのある人
・序列を作らず誰ともフラットに接することができる人
・向学心の強い人
・怒りの沸点が高く穏やかな人
・自身に対して健全な懐疑を抱ける人
・考え方や生き方が自分と違っても、自分も相手も両方肯定できる人
・誰からも好かれようと思っていない人
・自分だけの世界を持っている人
・何事に対しても先入観を排する努力をしている人
・簡単に物事を断言しない人
・相手に気持ちや意図を伝えるために言葉を惜しまない人
・自分の義務と責任において自分を幸福にできる人
・嫌なことを流せる水を心の中にいつも持っている人
・一つの面や部分的な言動で他者を裁かない人
・利他の喜びを知っている人
・受容と寛容の両方を持つ人
「そんなことは珍しくもないのでは?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことない人もたくさんいることを自身の偏狭さと雑多な環境育ちゆえに知っている私としては、全部が特別で素晴らしい資質だと思います。
どうでもいい話ですが昨年末、会社の課題で久々にストレングスファインダーをやったのですが、改めて、自分の根底に最も大きくあるのは「個別化」だなと認識しました。
その人がどんな物語を生きているのかを知りたいし、その人の良いところをずっと見つけ続けていたいし、それを自分なりの言葉にして伝えることがどうしようもなく好きなので、お付き合いくださる皆様には時折うっとおしく思われるかと存じますが、今後とも仲良くしていただけたら嬉しく思います。時々でいいので。
どうぞよろしくお願いいたします。