友が来たりて大阪案内
先週末、東京の友人が遊びに来阪してくれた。
来阪してくれるのは二度目だが、一度目は新世界にて串揚げ&京都案内で終わってしまったので、大阪市内の観光は今回がほとんど初めての友人である。
というわけで、張り切って連れ回してしまった1日の記録。
東京からは夜行バスで朝には大阪入りとのことだったので、まずは移動の疲れをほぐしていただこうとお連れしたのがこちら。
創業62年の歴史ある佇まい。最近露天風呂が増築されて、通天閣を見上げながらお風呂に浸かれる。
タオル付きでワンコインという庶民に優しい料金もポイント高い。
地元のご婦人とまったり会話したり、ここで餌付けされていると思しき丸々太ったスズメたちが中庭に集まってくるのを眺めたりしながらのんびりお湯に浸かる。
「夜行バスからの朝銭湯、癖になりそう…」と友人。喜んでいただけてよかった。
通天閣周辺の朝の雰囲気を横目で見つつ、すぐ近くの阪堺線・恵美須町駅を目指す。
このレトロなワンマン車両は一度乗っていただきたかったやつ。
20分ほど乗車して、住吉大社の鳥居前に到着。
ちょうど朔日参り中で、お神酒をいただいた。
「お風呂上がりに沁みる」と呟く我々。
境内の雰囲気も気に入ってもらえてよかった。
ハルカスの無料で登れる所までご案内。
さらにそこからJR環状線を乗り継いで、天満で下車。
ここで降りる理由は一つしかない。
昼から飲むためである。
適当に通りがかって「ここ気になる」と選んだのが但馬屋という友人の引きの強さ。
ここのメニューの「三大珍名物」に「エチオピア」とあり、店員さんに何のことかと聞いたら、豚足とのこと。
大阪では豚足は「かどや」を始め色々なお店で出るけれど、そういえば東京で出している店はあまりないなと思い、せっかくなので頼んでみた。
写真は撮り忘れたが、気に入ってもらえてよかった。
「どて焼きも美味しい」「大阪はなんでも安くて美味しい」と友人。
だいぶ出来上がったところで、さらに大阪らしい風景をと、天神橋筋商店街を歩く。
ここでどうしても見せたかった風景がこちら。
「1円ってどういうこと」「玉出の通常運転です」
商店街を10分ほど歩けば、友人が「参拝してみたい」と言っていた大阪天満宮に到着。
ちょうど境内横の桜も咲き始めていて麗しい。
そのあとは、もう一人の東京からやって来た友人と合流し、我が家でたこ焼きパーティ。
しかし三人とも関西人ではないので、正しいやり方がわからず手探りであった。
粉ものでだいぶお腹が満たされたところで、腹ごなしにと二次会は外に繰り出す。
初めてならばぜひお見せしなければ、と連れて行ったのはお約束のこちら。
できれば道頓堀ミニクルーズも体験してほしかったのだけれどあまりの寒さに断念し、夜の難波の果てしなき飲屋街をぶらぶら歩く。
夜の法善寺横丁もぜひ見てほしかったところ。
そこから酒場を2軒はしごし、終電を逃してタクシーで帰ったのでありました。
なかなかこんなに大阪を満喫することがないので、私自身も楽しかった。