C91参戦記
サークル側で、C91に参戦してきました。
冬コミのことです。
夏コミに続いて2回目の参加です。
サークル入り口から入る瞬間はたいへん高揚します。
設営時間の開場前の雰囲気も大好きなのですが、自分たちの準備がギリギリだったので、全く楽しむ余裕がありませんでした。
あまりの余裕のなさに、自分たちの配置さえ事前に確認していなかったのですが、会場入りしてみたらまさかの島端で「ひええこんな新参弱小サークルにもったいない…」と恐れ慄いた。
※島端とは
今回はコスプレではないけど売り子用に着替えをしたので、はじめて更衣室にも入りましたが、これがなにより圧巻でした。
だだっ広い更衣室エリアにかわいらしいお嬢さん達がひしめき合い、素晴しい手際の良さで二次元のキャラに変貌していく様が。
魔法少女の変身のようだった。
いよいよ開場となってからはものの数分で、目の前の壁サークルに一個中隊クラスの行列ができました。始発ダッシュ組の情熱を感じた。
前回の夏コミ参加の時はかなりひっそりとしたジャンルで、人の波もほとんど来ないようなエリアに配置されていたので、ようやく「これぞコミケ…!!」な風景をアリーナ席で見ることができて、楽しかった。
我々は今年つくったばかりのひよっこ弱小サークルであり、告知などもほとんどせず、二次創作でもなく、地味なジャンルでの一次創作しかつくっていません。
にもかかわらず、配置の良さのおかげか、想像以上にたくさんの方に足を止めていただいたり、お買い上げいただいたりして、仲間と何度「大天使様が降臨された…!!」と囁き合ったことか。
自分たちのつくったものに対価をいただいて、お家に持って帰ってくださるということのありがたみをしみじみと噛み締めました。
何よりも、お客さまとジャンルの話でいろいろお話できたのが楽しかった。
自分たちの好きなことで人とつながれるというのはやはり嬉しいものですね。
ほとんど買いに行ったり散策できませんでしたが、やはりサークル参加のときは出店側としての出会いを純粋に楽しみたいなあとしみじみ思いました。
あっという間に時間が過ぎて、撤収。
この祭りの後っぽさは、「ああ終わってしまったなあ…」という寂莫感に満ちています。
サークルは16時で閉会になりますが、一般企業が出展している企業ブースは17時までやっているので、ぶらっと見てきました。
企業ブースはさすが展示や企画にお金がかかっていてどこを見渡してもゴージャスでしたが、なかでも型月さんの特大看板にインパクトがあり、みんな写真を撮ってました。
セイバーかわいい
いろんな企業さんからチラシをたくさん渡されそうになって、大学の新歓気分を味わいました。
なお、ちょうど時を同じくして叶美香さんが同じ企業ブースにいらしていたと後から知り、拝見したかった…!!と歯噛みした。
会場の彼方に見える夕焼けが綺麗でした。
お台場を後にし、高野フルーツパーラーにて打ち上げ。
甘味がしみじみ心身に沁みた。
参加すればするほど学びが得られ、改善点や、次はこんなものをつくりたいという構想が生まれてくるのが楽しい。
というわけで来年の夏コミに向けてがんばるし、他のイベントも出るかも。コミティアとか。